物件を検討して、いざ好みの物件で契約しようと思っている人、
そんな流れでスモッカから簡単に物件を決めてしまうと、思わぬ落とし穴があります。
それは「仲介手数料」。
敷金・礼金に加え、引っ越し費用に家具の買い替えなど・・・とにかくお金がかかります。
その中でも賃貸契約を行うときに発生する「仲介手数料」。
この「仲介手数料」は不動産紹介サイトによって大きな幅がありますので、気をつけなければいけません。
この記事では、スモッカにおける仲介手数料の金額感や、お得な手数料無料物件の探し方についてご説明させていただきます。
そもそも、「仲介手数料」ってなに？
引越しでは、考えなくてはならない初期費用が4つあります。
4つのポイント
- 敷金
- 礼金
- 前家賃
- 仲介手数料
その中でも、最も見落としがちなのが「仲介手数料」です。
簡単に言うと、物件を紹介してくれた人へのお礼金です。
仲介手数料とは、物件を紹介してくれた不動産会社に、その対価として支払うお金のこと。不動産会社は、物件の紹介はもちろんですが、入居者と大家さんの取引の安全を図るためのさまざまな手続きもしてくれます。仲介手数料はその手数料でもあり、家賃の1カ月分＋消費税が上限と宅建業法で決められています。
引用:Suumo公式サイト
仲介手数料を考えずに物件を決めてしまうと、思わぬ出費で後悔することになります。
例えば、月々12万円・仲介手数料が1ヶ月分の賃貸で1年間暮らした場合、実質、月々13万円払っていることになります。
仲介手数料が無料の物件であれば、最初から家賃を月々13万円まで引き上げることができます。
スモッカで部屋探しするときの仲介手数料って高い？いくら？
法律上は下記のように、上限は1ヶ月として定められています。
貸借の媒介に関する報酬の額 宅地建物取引業者が宅地又は建物の貸借の媒介に関して依頼者の双方から受けることのできる報酬の額（当該媒介に係る消費税等相当額を含む。以下この規定において同じ。）の合計額は、当該宅地又は 建物の借賃（当該貸借に係る消費税等相当額を含まないものとし、当該媒介が使用貸借に係るものである場合においては、当該宅地又は建物の通常の借賃をいう。以下同じ。）の一月分の一・〇八倍に相当 する金額以内とする。この場合において、居住の用に供する建物の賃貸借の媒介に関して依頼者の一方から受けることのできる報酬の額は、当該媒介の依頼を受けるに当たって当該依頼者の承諾を得ている 場合を除き、借賃の一月分の〇・五四倍に相当する金額以内とする。
出典：国土交通省告示 宅地建物取引業法 「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額」
では、スモッカの仲介手数料は？
スモッカは、日本最大級450万件の物件データベースから賃貸物件情報を探せる不動産情報サイトです。
情報提供を主なサービスとしているので、物件の仲介は行っていません。
物件の仲介を行っているのは、スモッカに物件情報を掲載している地域の不動産会社です。
仲介手数料は、不動産会社が法律の範囲内で自由に決められます。
よって、スモッカの仲介手数料は利用する不動産会社次第となります。
具体的な金額は、物件ごとに確認が必要です。
以上、スモッカの仲介手数料について解説しました。
続いて、スモッカで仲介手数料無料の物件を探す方法を紹介します。
スモッカで仲介手数料無料の物件を探す方法
スモッカで、仲介手数料無料の物件を特集しているページを探しましたが見つかりませんでした。
絞込検索の項目でも「仲介手数料無料」は見つかりませんでした。
仲介手数料無料の物件を探したい方は、フリーワードで検索をかけるとよいでしょう。
トップページでエリアを指定してから「仲介手数料無料」で検索をかければ、該当地域の仲介手数料無料の物件がヒットします。
東京都の仲介手数料無料の物件は6,941件でした（2019年3月時点）。
さらにエリアを絞り込みたいときは、以上の状態から「現在の地域条件」で絞り込みをかけます。
「市区町村」で絞り込みをかけたところ、千代田区で117件、新宿区で357件、墨田区で183件、目黒区で179件、渋谷区で242件の仲介手数料無料物件が見つかりました（2019年3月時点）。
多少のコツは必要ですが、紹介した方法で仲介手数料無料の物件を探すことができます。
スモッカには、「仲介手数料・敷金・礼金・前家賃」の合計が10万円以下になる物件の特集ページや「敷金・礼金が無料の物件」の特集ページなどもあります。
お得にお部屋を探したい方はアクセスしてみるとよいでしょう。
以上、スモッカで仲介手数料無料の物件を探す方法を紹介しました。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
こちらの記事ではスモッカにおける仲介手数料の金額感や、お得な手数料無料物件の探し方についてご説明させていただきました。
賃貸サイトによって「仲介手数料」が異なる場合があるので注意が必要です。
この記事が少しでもあなたの部屋探しの役に立てますと幸いです。
