引越し先が決まり、見積もりを依頼した、これからしようとしている人で下記のような悩みを持っている人も多いでしょう。
いきなり結論になりますが、見積もり時に決定を急かされて即決してしまうのはやめましょう。
もちろん急かされてなくとも即決は控えたほうがいいです。
理由としては至ってシンプルで引越し料金が高くなるからです。
この記事では引越し業者で働いていた筆者が、
- 「なぜ業者は決定を急かすのか?」
- 「なぜ即決すると料金が高くなるのか?」
- 「即決してしまった場合のキャンセル方法」
- 「安い見積もり方法を取る方法」
をわかりやすく説明します。
※一点、本題に入る前に大切なことを説明します。
驚く人もおおいと思いますが、引越し料金は業者の言い値になります。
なにも知らないと足元をみられ、高額な料金で契約されてしまうので注意しましょう。
対処法としては、消費者庁もすすめている「複数の業者に見積もりを比較する」に限ります。
また、複数の見積もりを手に入れるには、見積もりサイトがおすすめです。
一括で全国の業者に見積もりがわかるだけでなく、
業者間での競争が生じて料金も大幅に安くなる傾向があります。
こんなに青空、お日様でてるのに、午後から暴風雪🌪☃️らしい😅
4月まで、娘の国試、卒業、引越し、就職と今からなんやかんやと慌ただしい。
この時期の引越しはホントに大変💦
A引越し業者見積もり30万
B業者⇨25万
C業者⇨10万弱
ちゃんと、調べないと雲泥の差😭 pic.twitter.com/rdjOIF3Qr2— じゃじゃ日和@デグー飼い (@songisloboo) January 24, 2019
時には半額以下にもなるのでぜひ試してみてください。
1.引越しの見積もり時は決定を急かされる
引越しの見積もりを依頼すると、その場で決めて欲しいといわれることが少なくありません。なぜ、引越し業者は決定を急かすのでしょうか。
なぜ引越し業者は決定を急かすのか
引越し業者がその場で決定を迫る理由は以下の2つに分かれます。
2つの理由
- 他社に契約を奪われないため
- 時間と手間を省くため
最も大きな理由が「他社に契約を奪われないため」です。
ご存知の通り、最近では多くの方が相見積もりをとります。相見積もりを取られると、先に料金を提示した引越し業者が不利になります。提示した料金をたたき台にされるからです。
このようなリスクを避けるため、引越し業者はその場で決定を求めます。
もうひとつの理由が「時間と手間を省くため」です。
特に、繁忙期に多い理由といえます。繁忙期になると、訪問見積もりの依頼が増えます。契約まで時間と手間をかけると、対応できる件数が減ってしまいます。
よって、その場で決定を求める引越し業者が増えるのです。
以上の理由などで、引越しの見積もりではその場で決定を求められます。求めに応じて決定しても良いのでしょうか。
2.引越し見積もり時の即決はNG
引越し見積もり時に即決するべきかどうかはケースにより異なります。
繁忙期に引越しをするケースや引越しが間近に迫っているケースは即決をしても問題ないといわれています。値下げできる余地が少ないからです。
その他のケースは、即決しないほうが良いといわれています。なぜ、このように言われるのでしょうか。
見積もり時に即決してしまうと安くできない
即決しないほうが良いといわれる最大の理由は、引越し料金を安くできるからです。
複数の見積もりをとって、比較検討すれば引越し料金は安くなります。
引っ越しの訪問見積もりが、アート引越センターとサカイ引越センターでかち合ったんだけど、アートが最終的に出したギリギリ価格が約7万円。で、サカイは単身の標準見積額が最初から5万円を切ってて、最終的には3万5000円以下になった。他社のメール回答見積もりと比べても断然安くサカイで即決
— 西川マレスケ (@mare_nishikawa) 2016年12月26日
必ず引越しの見積りは、複数の引越し業者からもらい比較しましょう。
複数の見積もりを手に入れるのは見積もりサイトがオススメです。
一括で見積もりがみれると同時に、業者間で争ってくれるために料金が安くなります。
以上、即決しないほうが良い理由を解説しました。続いて、即決を回避する方法を紹介します。
3.引越し見積もりの即決を回避する方法
即決しないほうが良いと分かっていても、業者に押し切られて即決してしまうことはあります。
心配な方は、即決を回避する方法を覚えておきましょう。具体的には2つの方法があげられます。
2つの方法
- 自分に決定権がないと伝える
- 見積もりを受ける順位を工夫する
即決を回避する最も効果的な方法は、訪問見積もりの前に自分には決定権がないことを伝えておくことです。
家族などと相談してから決めるといっておけば、即決を求められることはありません。
それでも不安な方は、訪問見積もりを受ける順番に注意しましょう。
一般的に、大手引越し業者ほど即決を求める傾向が強いといわれています。
よって、中小引越し業者から順に訪問見積もりを受ければ即決を求められる可能性は低くなります。
万が一、即決してしまった場合もキャンセルはできます。
押し切られて契約してしまったと感じる方は、契約時にキャンセル料について確認しておきましょう。
※キャンセルも2日前までは無料で解約できるように日本の法律で決まっております。サカイの例になりますが詳細は下記の記事で記載してますので参考にしてみてください。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では決定を急かされても即決をしてはいけない理由を紹介しました。
理由は至ってシンプルで、複数の見積もりを取れないため引越し料金が高くなってしまうからです。
料金を安くしたいなら必ず複数の見積もりを取るようにしましょう。