「頑張って各業者から見積もりを集めたけど、仕事が忙しくなってしばらく放置してしまった…」
そのような場合に気になるのが見積もりの有効期限です。
有効期限を確認せず放置してしまうと直前でまた一から見積もりを集めなくてはならず、想定していた金額より大幅に増加していたり、そもそも引越しが間に合わなかったりという状況に陥る可能性もあるので、注意が必要です。
この記事では、そもそも引越しの見積もりに期限があるのか?また、その理由について解説させていただきます。
そもそも、引越しの見積もりに有効期限はあるのでしょうか?
結論からお伝えすると、引越しの見積もりに有効期限はあります。
具体的な有効期限はケースにより異なりますが、一般的に2カ月に設定されていることが多いです。
これより早く見積もりを取る場合は多くの場合、概算料金となっております。個別の有効期限は、見積書に記載されていますので必ずご確認ください。
では、ここから引越し業者が見積もりに有効期限を設ける2つの理由について解説していきます。
1.引越時までの日数や引越し先が見積もりの条件となっているため
実際の引越しでは、見積もりの有効期限を気にすることはほとんどありません。
なぜならば、引越し業者に見積もりを依頼する際に、引越しまでの日数や引越し先を決めている場合が大半だからです。
引越し業者は、引越しまでの日数や、引越し先をもとに見積もり金額を出しているので、条件が変わらない限り見積金額も変わりません。
ただし、有効期限以上の期間が過ぎてしまうと、引越し時までの日数に大幅な乖離が生まれます。
引越し業者は有効期限以上先の状況を考えずに当時の見積もりを出しているので、有効期限後は見積もり金額が変動する場合があります。
2.時期や平日・祝日によって見積もり金額が大幅に変わるため
引越しする時期や、引越し日が平日・祝日になるかによって引越しにかかる経費は大きく変動します。
例えば、トラックの空き状況やガソリンの価格などは1年を通して変動しますし、引越しに関わる人件費は平日・祝日によって変わる場合があります。
上記について、多くの引越し業者は2カ月間が変動幅を予測できる最大の日数という考えのもと、有効期限を設定しています。
とにかく早めに予約をとりたい方は、引越し希望日の2カ月前を目途に見積もりをとり始めると良いでしょう。
以上、引越し見積もりの有効期限について解説しました。